2017/03/21

3月のライオン 8巻 ネタバレ 完結

3月のライオン 8巻 ネタバレ 完結
映画化された漫画「3月のライオン」を最終回まで全巻配信!
最新刊のあらすじの感想と評価も紹介!

3月のライオン-ネタバレ

このページは漫画「3月のライオン」の8巻のネタバレと概要を配信しています。最終巻の完結まで感想ありで全巻配信!

3月のライオン-あらすじと概要

『3月のライオン』は、ヤングアニマルで2007年から連載されている羽海野チカによる将棋を題材とした漫画。
2015年にはアニメ化と映画化が発表された。
漫画タイトルになっている「3月のライオン」の意味は、イギリスのことわざである「March comes in like a lion and goes out like a lamb.(3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る)」から取られている。

15歳でプロ棋士となり、周囲から期待される高校生の桐山零は、幼いころに家族を事故で失い、プロ棋士の家に引き取られた。
しかし家でも学校でもなじめず、自分の将棋にも悩んで行き詰っていたそんなある日、ある3姉妹と出会う。
零と同じく家族を失っていながらもひたむきに頑張り、零のことを気遣う彼女たちが零の心境に変化をもたらしていく・・・。

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3月のライオン-ネタバレ-8巻

3月のライオン-8巻

宗谷との記念対局

零は以前島田に宗谷のことを聞いた時、鳥に似てると言われたのを思い出していた。記念対局は双方スーツが通常なのに和服で来た宗谷。

今目の前にいることが不思議だと零は思うが、これから宗谷と渡り合っていかないといけないのだと強く思い、勝つという気持ちで挑む。

宗谷の攻めに対して零はよく戦っている、さすが宗谷に次いで中学生プロになっただけはある、と周りは評価する。

そういった議論が起こるだけでも大したもんだと柳原は言った。零は対局に夢中になり、ある一手を指して手を離した瞬間に敗着だと気づいた。

もう後がないが、もしここからの手を全て最善手のみで指し通せたとしたらどこまでいけるのだろう、そう思った。

「そういうもんだよ」

零は次の日盛岡から東京行きの新幹線を待っている時に、ホームで同じように立っていた宗谷を見かけた。

零は昨日負けたのに体が疲れていなく、気持ちが全然重くなかった。

他の棋士とはどんなに力の差があっても相手の思考が多少分かるのに、宗谷だけはただ真っ白で、指している間それが心地良かったと零は感じた。

観戦者曰く、二人は対局が終わり感想戦になったら零の方が凄い勢いで駒を並べ始めたという。

そして感想戦が終わった後零は、一瞬自分の指をチラッと見た。その時宗谷が「そういうもんだよ」と零に言った。零は何も言ってないのに。

零は言葉にしていないのに通じた、こんな世界があるのかと思った。

耳が聞こえていない宗谷

零と宗谷の乗った新幹線は、乗ってすぐに台風の影響で運行を見合わせることになった。零は寝てる宗谷を起こしに行く。

今日は運転の再開の見込みはないみたいで、と宗谷に話す零だが、宗谷は何も届いていないかのような表情をしている。

そこで零は分かった。宗谷は耳が聞こえていないのだと。

外は強風で大雨。零の後を宗谷が付いてくる。零は泊まるところ探し、宗谷と一緒にホテルまで歩いて行く。

宗谷はここまで連れてきてくれた零に「ありがとう助かった」とお礼を言い部屋に入って言った。

零がベッドで寝転んでいると神宮寺から電話がある。零は宗谷は自分と一緒のホテルにいることを告げ神宮寺は安心した。

そして神宮寺は零に、宗谷は聞こえていないんだな、と言った。

宗谷と指した駒の音

神宮寺曰く、宗谷は10年くらい前から耳が聞こえたり聞こえなかったりを繰り返しているという。

医者に行っても「ストレス」だと繰り返すばかりでどうにもならない。

宗谷も最初は病院に通っていたが、その内「静かでめんどくさくなくていい」と言い出した。

とはいえ昔から天然みたいなものだから、変なこと言ってもけっこうまかり通ってきちまったと神宮寺は言った。

神宮寺は宗谷の面倒を見てくれた零に感謝し、宗谷と零の対局は面白かったと褒めた。

次の日零が起きると宗谷はすでにいなく、ホテル代も宗谷が払ってくれていた。

次の日。昨日宗谷と嵐の中歩いたのに、零にはまるで現実感がなかった。

3時限目から授業に出たけれど宗谷と指した駒の音だけが頭の中で鳴り止まなかった。ずっと鳴り止まなくて、零は宗谷の過去の棋譜をコピーしていた。

二海堂の復活

零が宗谷の棋譜に夢中になっていると島田が話しかけてくる。島田は「楽しかったろ?」と宗谷との対局について聞いてきた。

その気持ちは島田も分かると零に言った。

そして島田から二海堂が退院したことを知らされ、まだ体も本調子じゃないのにもう対局に復帰しているという。

すでに2敗していると聞かされ零は二海堂を励ましに行く。すると零が見に行った時には丁度二海堂が青野八段を新手で下していた。

元気そうな二海堂を見て安心したのか零は心の底から笑った。

皆から託された重いたすき

柳原と島田の棋匠戦。5番勝負の中2−2とお互い互角の状態。

柳原は66歳で現役A級、そして島田もここまできたら初タイトルが欲しいと意気込んでいた。戦いの前、柳原は昔のことを思い出していた。

そしてどこへ行っても自分が年上になってからもうどれくらい経つだろうと考える。

一緒に戦ってきた仲間も一人、二人と消え、後に残ったものは年老いた身体と仲間から託された沢山のたすきだけ。

柳原だけは頑張ってくれとたすきを渡され、皆には呪をかけるような気持ちはないことが分かっていても、それを重たく感じている柳原。

起きて薬を飲み白内障の目薬をさす日々を送っていた。

永世棋匠か初タイトルか

永世がかかった最年長A級柳原と初タイトルのかかった島田の対局が始まる。二人の戦いは粘り合いだった。

対局は終盤に差し掛かりどちらが有利ともいえない状況に。そして夕刻、島田の一手で大きく優勢に傾く。

柳原は島田のことをゆっくりとしか大きくなれない代わりに、硬くてでかい木に育つケヤキのようだと評価する。

柳原ついに自分は負けるのか、と思った。周りもよくやったと褒めてくれている。

しかし皆が自分にかけてくれたたすきは、絶対に手放してはいけないと柳原は皆が驚くような一手を指す。

棋士ならば誰もがこんな将棋を指してみたいと思うような対局をする二人。そして169手で島田が投了し、柳原勝利で幕は閉じた。

これにより柳原は棋匠戦通算十期達成の柳原は「永世棋匠」を獲得した。柳原は昔からの仲間、島田・二海堂・零・神宮寺を集め記念撮影をする。

もしかしたらこのたすきの重さのおかげで、ここまで逃げずに来れたとも言えるのかもしれないと柳原は振り返った。

来年は無理だろうなと柳原が呟くとそれ去年も言ってたと神宮寺は言った。そして柳原は自分のことを還暦前だと思っていたが、実はもう次古稀だった。

いい夜

毎年恒例の夏の商店街のお祭りに三日月堂も屋台を出すことになり、おじいちゃんはあかりとひなたにメニューを任せてくれることになった。

あかり達はちほの作った梅シロップを白玉団子にかけ、おじいちゃんは屋台で売るにはいいだろうとOKを出してくれた。

夏休みに入りひなたはちほのいる牧場に遊びに行った。ちほはまだ中学生のくらいの女子を見ると動けなくなってしまうという。

しかし少しずつ前と同じように話したり行動したりできるようにちほは学び頑張っていた。

梅シロップを皆が夏祭りで美味しそうに食べる写真をちほに送ろうと、ひなたは祭りの屋台に気合をいれ、その白玉団子は飛ぶように売れた。

ひなたは零にいい夜だね、私こういうのが大好きみたい、そう言った。

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