2017/03/21

3月のライオン 5巻 ネタバレ 完結

3月のライオン 5巻 ネタバレ 完結
映画化された漫画「3月のライオン」を最終回まで全巻配信!
最新刊のあらすじの感想と評価も紹介!

3月のライオン-ネタバレ

このページは漫画「3月のライオン」の5巻のネタバレと概要を配信しています。最終巻の完結まで感想ありで全巻配信!

3月のライオン-あらすじと概要

『3月のライオン』は、ヤングアニマルで2007年から連載されている羽海野チカによる将棋を題材とした漫画。
2015年にはアニメ化と映画化が発表された。
漫画タイトルになっている「3月のライオン」の意味は、イギリスのことわざである「March comes in like a lion and goes out like a lamb.(3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る)」から取られている。

15歳でプロ棋士となり、周囲から期待される高校生の桐山零は、幼いころに家族を事故で失い、プロ棋士の家に引き取られた。
しかし家でも学校でもなじめず、自分の将棋にも悩んで行き詰っていたそんなある日、ある3姉妹と出会う。
零と同じく家族を失っていながらもひたむきに頑張り、零のことを気遣う彼女たちが零の心境に変化をもたらしていく・・・。

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3月のライオン-ネタバレ-5巻

3月のライオン-5巻

天童桜祭り

山形県にあるJR天童駅。獅子王戦「ストレート負け」の島田は故郷である天童駅に着き「将棋のまち天童から名人を」という張り紙を見て、故郷の皆に何て詫びれば良いだろうと思いにふける。

毎年4月に天童では”天童桜祭り”が開催され、人間将棋が行われる。この日の人間将棋の対局は二海堂VS横溝七段。この対局は二海堂が勝利を収める。

次に会長の神宮寺、横溝、島田、二海堂の4人で※百面指しを行う。島田は自分の村から孤立する老人を無くす仕組みを作るために故郷に貢献していた。なので故郷では皆から好かれている。

祭りが終わり帰りに故郷の老人たちに「焦るな開」と言われ、島田は何度ふりだしに戻れば良いのかと焦っていたが、心が和らぎ今年も一から頑張ることを誓った。

※百面指し
100人と一斉に対局する指し方。

放課後将棋科学部

零は2年になり、クラス替えにより林田先生とクラスが別れた。新しいクラスに馴染めない零はとりあえず6月から始まる順位戦と目の前の新人戦に集中することに決めた。

零が屋上で昼食をとりながら下を眺めていたら、生徒たちと一緒に歩いている林田と目が合う。零はペコリと会釈をし歩き出したが、大急ぎで林田は屋上に上がってきた。零が寂しそうだったから焦って走ってきたのだ。

林田は零に将棋部を作ろうと言った。零がもう一度高校生をやり直そうと思ったのは一人で階段で飯を食うためではないだろ?と問いかける林田。そう言われた零は林田と一緒に部員集めを始めた。

5人集めれば部を結成できるが、なかなか将棋に興味を持ってくれる生徒がいない。そこで部員4人の「放課後理科クラブ」を「放課後将棋科学部」という名前に改め、零を加えた5人で活動することにした。

初めての部活に感動する零

5月、将科部(将棋+科学)の活動が始まった。零にとっては初めての部活。科学部の生徒たちは将棋の難しさに悲鳴をあげ、林田に限っては自分より強いネット対局の相手を懲らしめてくれと零に頼む始末。

しかし零は将棋のルールや戦法などを細かく教えて行く。強くなればなるほど負けた時に悔しいと言う零。そして今日は宗谷VS隈倉の名人戦第二局が行われる。一局目は隈倉の勝利で終わっている。

将棋は脳を使う。脳はブドウ糖しか栄養にできないので、隈倉はケーキを鷲掴み、宗谷は飲み物に角砂糖を鷲掴みで入れ栄養を補給していたが、観戦していた林田たちはその行為に驚く。

しかし実際には宗谷の入れたものは角砂糖ではなく、薬局で販売しているブドウ糖を固めたもので、そういったものを用意するぐらい宗谷は真剣に対局に臨んでいた。

対局を見ていた将科部の生徒・野口英作は零にラムネはブドウ糖から出来ており、簡単に作れるのだと言って零に作ってあげてみせた。自分が本当に部活動を始め学校で友達と話している、その感動に涙をこらえ零は下校した。

島田を庇い怒る後藤

二海堂は零と対局する日を心の支えに必死の思いで同じC1に上がったのに、トーナメントで全然零と当たらず怒りを燃やしていた。新人戦の決勝で当たらない限りは今年一年は全く零と戦えずに終わると更に怒る二海堂。

新人戦だからって甘くみるな、と零に説教しながら将棋会館に入っていく二人。しかしうるさいと部屋の隅につまみ出される二人。近くには島田の悪口を言っている棋士が対局しており、それを聞いていた零と二海堂は怒る。

そこに後藤がやってきて、タイトル戦に縁のない奴は気楽でいい、棋士なら他人の心配よりもタイトル戦に出れずに終わるかもしれない自分の人生を心配しろ、と厳しく言った。

柳原はタイトル戦で敗れた人間は一度は調子を崩すと言った。一度自分を壊して再構築を試みるのだと。そして後藤はどうせ放っておけば島田はまた勝ちだすだろうと予想した。

後藤は着信が入ったので席を立つが、柳原は「あんまり幸田を泣かしてくれるなよ」とポツリと言った。後藤が将棋会館から出ると、香子が帰りを待っていた。柳原は意味ありげに今の状況を「混沌」だと呟いた。

名人戦で宗谷に敗北する隈倉

宗谷と隈倉の名人戦は第七局の2日目に突入し最終局を迎えている。混戦状態の中宗谷がプロでも理解に苦しむ意外な一手を指した。しかしそれを受け隈倉はあっさりと投了した。

対局を見ていたほとんどのプロでも隈倉優勢だと思っていたが、柳原だけは隈倉が詰んでいることが分かっていた。隈倉は冷静に自分の修練が足りなかったと答えた。

後藤はタクシーで中央病院まで向かう。後藤の妻・美砂子は長期入院中で目も覚まさない。後藤が自宅に帰ると部屋には香子がいた。泊まると言って聞かない香子を放置し、後藤は眠った。

一方対局に負けた隈倉は朝一で箱根を出発したが、止まっていた宿の壁を蹴破っていた。それを見た会長神宮寺は、隈倉に全額弁償&ペナルティてんこ盛の処罰を下した。冷静に見えた隈倉も悔しくてしょうがなかったようだ。

二海堂の考える伝説

順位戦で今年中に零と当たることのない二海堂は、新人戦の決勝で零と戦うことで伝説を作ろうとしていた。伝説とは二海堂が後に名人になり、プロジェクトX的な番組で特集された時にモノクロ静止画像でその模様が差し込まれる的なものらしい。

そして二海堂は続けて・・・、順当に行けば新人王は獲れるだろう、年齢制限的には余裕だが、近々昇給して六段になってしまうから早くしない取りっぱぐれてしまう、けれどその時は他にもタイトル戦は沢山あるからそこで頑張ればいっか。

そのように思っているだろうと二海堂は零に指摘するが、零は一度否定した後に良く考えてみたら、本当にそう思っていたことに気づき動揺する。

その晩川本家では何か新しい夏の和菓子を考えていたが、ひなたが元気なさそうに膝を抱えていたのを見て、あかりは学校で何かあったのかと心配する。その晩ひなたは風呂に入りながら泣いていた。

スリッパ、上履きで帰ってくるひなた

零は公園のベンチで昼食をとる。その公園には零の小学校の校庭に植えてあった気があり、沢山あった植木の中でこの木にしかてんとう虫は卵を産まなかった。その木を見て零は小学生時代のことを思い出す。

両親と妹が事故で消え、零は幸田の家に引き取られてから東京の学校で一人ぼっちになる。幸田の妻は優しい人だったが、娘・息子からは零は嫌われていった。次第に零は将棋以外すがるものがなくなっていき、指して指して指し続けて今の零があった。

夜に零が川本家にいると、ひなたが下校してくる。ひなたはなぜか号泣しながら、学校の上履きとスリッパで家に帰ってきた。4月に中3になりクラス替えがあり、ひなたのクラスでいじめがあったらしい。

ちほからターゲットはひなたへ

ひなたが小学校から仲良くずっと同じクラスだった「ちほ」というおっとりしてニコニコ優しい女の子がいた。3年になり受験を控え皆が不安になる中、男子に媚びをうっている、先生の前でいい子ぶってる、という理由からターゲットにされちほはいじめられ始めた。

ちほはグループから外された。周りはそのグループを恐れて様子を伺うだけだったが、ひなたはちほに話しかけ続けた。しかし事態は悪化し、ちほは学校を休むようになっていった。先生もクラスメートも見て見ぬ振り。

ひなは不登校になり父の単身赴任先に母と引っ越してしまった。怒ったひなはいじめっ子グループに食ってかかったが、その矛先がひなたにまわってくる。ひなたはどうすれば良かったのかとあかりの前で泣き、外へ駆け出して行った。

その後を零が追いかける。自分のしたことは間違っていない、と泣きながら言い切るひなた。一人ぼっちだった自分と仲良くしてくれて救ってくれた恩人であるひなたに対し零は、「約束する、一生かかってでも僕は君に恩を返すよ」と告げた。

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